創世記46章1節~27節「ヤコブよ、ヤコブよ。」

創世記 46:1  イスラエルは、彼に属するすべてのものといっしょに出発し、ベエル・シェバに来たとき、父イサクの神にいけにえをささげた。

46:2  神は、夜の幻の中でイスラエルに、「ヤコブよ、ヤコブよ。」と言って呼ばれた。彼は答えた。「はい。ここにいます。」

ヨセフが生きていたことを知ったイスラエルは、エジプトに下る最後の決断を下すためにベエル・シェバで神にいけにえをささげ、神の御旨を探ります。その夜、神ご自身がイスラエルに現れました。

神は、霊的なヤコブの名で「イスラエルよ」とは呼ばずに、「ヤコブよ、ヤコブよ」と呼びかけます。神は、あえて、ヤコブの生まれつきの古い性質を思い出させる呼び方をしました。

十字架に向かう主を三度否んだペテロを立ち直らせるため、復活の主は、ペテロにあえて「ヨハネの子シモン」と三度も呼びかけられました。

恥をしのんで主の前に出ます。神の前に生まれつきの裸になります。何も隠すことはしません。

「はい。ここにいます。」何でも命じてください。私を助けてください。私はあなたに従います。私を遣わしてください。