創世記22章9~14節「神ご自身が備えてくださる」

創世記 22:12  御使いは仰せられた。「あなたの手を、その子に下してはならない。その子に何もしてはならない。今、わたしは、あなたが神を恐れることがよくわかった。あなたは、自分の子、自分のひとり子さえ惜しまないでわたしにささげた。」

自分のもっとも大切なものを「惜しまないで」神だけを選ぶことができるかどうか。

一人の人間が(イエス・キリストを除けば)後にも先にも経験することのないであろう信仰の最高峰です。私の心のうちに何があるのか探られます。

申命記 8:2  あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。それは、あなたを苦しめて、あなたを試み、あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。

「見よ、角をやぶに引っかけている一頭の雄羊」

ヨハネ 1:29  その翌日、ヨハネは自分のほうにイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊

これが「神ご自身が全焼のいけにえの羊を備えてくださる」というアブラハムの究極の献身の答えでした。

いばらの冠をかぶらされたイエスがそこに立っていました。

アドナイ・イルエ 主の山エルサレムにはいつも備えがあります。神は私たちの献身をご覧になり、必要に備えてくださいます。私たちに求められているのは、主の山に登る信仰だけです。