創世記10章「人類の広がりと対立」

創世記 10:32 これらはノアの子らの氏族であって、血統にしたがって国々に住んでいたが、洪水の後、これらから地上の諸国民が分れたのである。

洪水の後、諸国の民がそれぞれの血統と言語にしたがって、それぞれに土地が与えられて分散して住むようになりました。一つところに集まると争いと対立が絶えないからです。しかし諸国民は与えられた土地におとなしく住んでいることはできず、イエス様がいわれたように「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がる」ようになります。人間というのは本当に性懲りもないものです。

昨夜は創世記10章の人類の分布とエゼキエル書38章の世界戦争の預言を見比べながら、世界地図を広げて時事問題を検討しました。明日から韓国ビジョンツアーです。板門店に行き、向こう側に北朝鮮を間近に見ます。当初今年のビジョンツアーの計画を聞いたときから、これはたいへんな世界情勢の中で38度線に行くことになる予感がしていました。北朝鮮のミサイル・核開発を巡って米国は中国・ロシアとの外交交渉に失敗しています。極東における超大国のパワーバランスの変化は今後イスラエルが存在する中東情勢にも緊張をもたらします。ノアの洪水の後、人類救済のプログラムを始動された神様は今、世界をどのようにご覧になっているのか、人々を救いに導くためにこの先どのような御計画をお持ちであるのか、このタイミングで38度線に立つことに意義深いものを感じないではいられません。

それぞれの思いとビジョンをもって、明日から韓国に行ってきます!お祈りください。