創世記9章8~17節「雲の中にわたしの虹を置く」

創世記 9:13 わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。それはわたしと地との間の契約のしるしとなる。

rainbowとは「雨の弓」です。神は、「雲」(=神の乗り物)の中に、「虹」(=武器である弓)を置くことで、人類との戦いを終結させました。神は二度と地上の生き物を洪水によっては滅ぼさないという、平和の約束をノアとその子孫との間に交わされたのです。神の裁きは滅びで終わることなく、恵みが始まります。虹の七色は神の恵みのスペクトル(多様性)です(1ペテロ 4:10 )。

昨夜は、学びの後、ある兄弟が、途絶えていた親との交わりを回復するために親に会いに行くことを決意した朝、家を出ると、自分の前に虹が広がっているのを見たこと、そして実家に帰ると、親が自分を待っていてくれたことを証ししてくださいました。虹は神の約束の確かなしるしでした。

私は昨年の正月にイスラエル聖地旅行に行ったときに、イスラエルの地で雨の翌日の晴れた一日の間に17回も虹を見るという貴重な体験をしました。現地のバスの運転手もそれほど多くの美しい虹を見ることは珍しかったようで、ハンドルを握りながら、携帯で写真を撮っていました。

イスラエル旅行の後、半年くらいしてからぶどうの木ファミリー教会に来るようになり、1年数か月になります。その短い期間に教会でも家族の中でもいろいろなことが起こり、中身が濃かったです。教会において私の関わる範囲の中だけでも、実に多くの数え切れない神様の恵みのスペクトルを見させていただきました。イスラエル旅行のときは17回の虹の意味がわかりませんでしたが、今はそれが神の恵みの約束のしるしであったことがはっきりとわかります。

昨夜は、ユースキャンプに参加した青年たちの証しもあり、それぞれが自分の将来について神の約束のしるしをいただいたようでした。

すばらしい分かち合いのときになりました!