創世記38章1節~30節「嫁タマルの勇気ある決断」

創世記 38:24  約三か月して、ユダに、「あなたの嫁のタマルが売春をし、そのうえ、お聞きください、その売春によってみごもっているのです。」と告げる者があった。そこでユダは言った。「あの女を引き出して、焼き殺せ。

嫁のタマルは焼き殺される覚悟でユダに子孫を残そうとしました。タマルはユダ族から王が生まれることを神から示されていたのではないでしょうか。自分の子どもがどうしても欲しかった、それだけの理由で、命がけでここまでの行動は起こせないと思います。

優柔不断だったユダの人生に、嫁のタマルが勇敢にも、遊女に扮してでも、割って入ってきました。

このタマルの勇気ある決断によって、イエスの家系につながるペレツが生まれます。

創世記 38:29  しかし、その子が手を引っ込めたとき、もうひとりの兄弟のほうが出て来た。それで彼女は、「あなたは何であなたのために割りこむのです。」と言った。それでその名はペレツと呼ばれた。

ペレツは、割り込む者です。

ぼやぼやしていると、主は私たちの人生に割って入ってこられます。

ぐずぐずしていると、この方が門を打ち破ってしまいます。

もたもたしていると、この方が先に進んで行きます。

主に置き去りにされないように!

ミカ 2:13  打ち破る者(ペレツ)は、彼らの先頭に立って上って行き、彼らは門を打ち破って進んで行き、そこを出て行く。彼らの王は彼らの前を進み、主が彼らの真先に進まれる。