マグダラのマリヤ

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マグダラのマリヤ

マグダラのマリヤ

著者

アレクサンダー・ホワイト

訳者

白崎佳孝

監訳者

青木武司

発行所

アクラとプリスキラ舎

発行日

2002年2月3日 初版

価格

160円 (税・送料別)

装丁

A6版24頁 小冊子

 

 

紹介

  主はマグダラのマリヤから七つの悪霊を追い出された。この女の素性を聖書はこれ以上多くは語らない。しかしながら、四人の福音書の著者は、福音書の最大の焦点である主イエスの十字架、埋葬、復活、顕現の各場面で、マグダラのマリヤの名を書き落とすことがなかった。これは彼女の主への熱烈な愛の証左ではなかろうか。

……「罪深い女」について主が言われた言葉は、マグダラのマリヤの主への激しい愛を理解する上で示唆に富むものである。「赦さるることの少なき者は、その愛することもまた少なし。」

 神が罪をお赦しになるとき、その赦しは無限であり、量の多少はない。……赦されることが少ないとは、赦された者の罪の自覚の大小を言ったものである。罪が赦されたことを十分に自覚できない者は主を愛することにおいても劣るのである。七つの悪から解放されたマグダラのマリヤほどには、私たちは自らの罪の大きさと神の赦しの大きさについて知らない。−監訳者解説より

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